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骨の老化は老け顔を作る!?

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骨の役割の一つとして形を支えるという役目があります。骨なしだとぐにゃぐにゃ人間になってしまいますよね。また顔の骨にスポットを当ててみると「頭、あご、顔の骨の形」によって人の容貌はほぼ決まってきます。そんな見た目を左右する骨。「骨が老化」してスカスカになって痩せてしまうとどうなるのか…

目次

頭蓋骨の老化で老け顔に?

骨の衰えによって骨がやせると、骨の上にのっている皮膚や筋肉は当然、たるんできます。目の周りのくぼみも広がるのでシワが多くなってきます。骨の老化、この場合は頭蓋骨の老化は「老け顔」として顔にあらわれます。

もちろんシワやたるみの原因は皮膚の老化も影響しているには違いありませんが、いくらスキンケアをがんばって高い美容液をつけても、なかなか若々しくならないなぁと悩むことはありませんか?ひょっとすると、

顔のたるみやシワは骨の老化が原因かもしれません。

「骨の老化」はなかなかあなどれませんよ〜!

口周りの老化に注意!!

骨といえば背骨や手足腰などの骨を想像しますが、あごの骨の一部である「歯槽骨(しそうこつ)」も注目したい大事な骨。(下図参照)

老化によって起こる口の病気「歯槽膿漏(しそうのうろう)」になると、骨を壊す「破骨細胞」が異常に活発になります。そして歯を支えている「歯槽骨」を溶かしてしまうんです。

 

歯槽骨が歯を支えきれなくなると歯が抜けてしまいます。歯がぬけてしまったら…。

あごのライン、口周りはたちまち変貌。口元にしわがより、一気に老けてしまいます。

また、歯槽膿漏で歯が抜け落ちなくても、アゴの骨の老化によって骨密度が減少すると、

肌にハリがなくなり、口周りの筋肉がたるみ、ほうれい線が下がって深くなるなど典型的な老け顔になってしまいます。

なんとこんなにも、歯の影響が顔の容貌に関係するとは!意外ですよね。

口周りの老化によるデメリット

 

 

 

口周りの老化は単に「老け顔」になるだけでなく、生活の質(QOL)まで落としてしまいます。
歯や歯の周りの組織が弱くなることで、食べにくくなり、私たちの「食べる」という楽しみや喜びを失うことも一つですが、

  1. 太りやすくなる
    食べ物をよく噛めなくなるためによく噛まないままのみこんだり、早食いになりその結果、量を多くたべてしまい太りやすくなる。
  2. 消化吸収が悪くなる
    歯がうまく噛み合わないので食べ物をよく噛めず、唾液と食べ物がちゃんと混ざらないうちに胃や腸にいくため消化器官に負担がかかる。
  3. 栄養のバランスが悪くなる
    固い食べ物を避けたくなるので偏食しがちになり栄養バランスが摂りにくくなる。

などのデメリットがでてきます。百害あって一利なしの状況。なんとか防ぎたい…。

口周りの老け顔を予防するには?

ついつい、おざなりにしがちな「歯の健康」。なるべく歯医者さんには行きたくないもんだからついつい知らん顔したくなるの、わかります!でも50を過ぎたらもうそうは言ってられない「死活問題」。予防のポイントは

 

1にも2にも歯磨き!

  • 1日に数回歯磨きを大雑把にするよりも1日に1回丁寧に歯垢をしっかり除く歯磨きをする
    その方が歯周病予防に効果的です。なぜなら歯垢を取り除いてから次に再び歯垢ができるまで24時間以上かかるからです。
  • 就寝前の歯磨きが一番最適。
    寝ている間は唾液が減り細菌が活動しやすい口内環境なので、できるだけ細菌を減らすことがいいからです。
  • 歯磨き粉はなるべくつけない
    自分で1本1本、どの歯を磨いているか意識しながら磨くのがGOOD。シャシャシャーと歯磨き粉をあわだてて食事のたびに磨いてても歯垢はとれません。自分で「磨いたつもり」の自己満足にならないように。

 

しっかり一本一本丁寧に

1日1回

寝る前歯磨き

を習慣に。

歯周病を防ぐ食べ方

唾液がたくさんでれば口内環境を良くして、様々な細菌の増加を防ぐ殺菌作用や、酸を中和して虫歯を防いだり、軽い虫歯くらいなら修復させるくらいの力があるありがたいもの。

ということで、

歯周病を防ぐためには唾液がたくさん分泌される食べ方をする。

=よく噛んで食べる

そしてメニューにも工夫をして、歯ごたえのある食べ物を選ぶとさらに効果アップです。

また食後はコーヒーじゃなくて、「緑茶」をおすすめします。

緑茶の「カテキン」には抗炎症作用があるので歯周病予防に効果的。さらに脂肪の吸収もおさえる働きもあるので一石二鳥です。

1年に2回は歯の定期検診

しっかり歯磨きしていてもなかなか自分では磨き残しに気付かないもの。磨き残した歯垢はやがて「歯石」となって歯周ポケットを深くえぐってしまいます。手遅れにならないうちに歯科医で検診を受けてしっかり歯垢、歯石を除去してもらいましょう。

痛みがあってから歯医者さんに駆け込むのはよけいに歯医者さん通いが長引く結果になってしまいます。

まとめ

いかがですか。老け顔が思わぬ歯の話になりました。体はそれぞれ切り離せないということをしみじみ感じます。食事のたびに歯磨きしなくちゃと思い込んでいた私としては1日1回夜寝る前に丁寧に歯磨きしたらいいということがわかって俄然モチベーションが上がりました。そしてせめて年に1回は歯の定期検診を受けよう。最近の歯医者さんは清潔で居心地良くなってきています。一生付き合ってもらわなくてはならない歯たち。大事にしなくては!ですね。

 

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