もうすぐ母の日ですね。結婚して一番の悩みの種は「義母への母の日プレゼント」でした。品物選びにもほとほと困りましたし、「姑への母の日の贈り物の送り主は誰にしたらいいのか」「相場はいくら?」などに悩み、一般的にはどうなのか調べてみました。
姑への母の日プレゼント「差出人」を誰にする?
姑と嫁との日頃の関係性にもよりますが、どっちみちプレゼント選びを「夫」が一人でするわけがなく、まして独身の頃から母の日プレゼントをしたことがないのであれば、プレゼントを用意したのは嫁であることはバレバレです。
でも嫁から「母の日」のプレゼントを義母宛てに送るのも不自然ですよね。義母側にとっても嫁からもらうより「かわいい息子」からのプレゼントの方が嬉しいでしょう。
結論は
- 差出人は「夫」。その中にカードを添えてカードには連名。
- さらにいいのがプレゼントは夫婦二人で選ぶこと。
私は成人した二人の息子の母親ですが、母の日はやっぱり自分の息子からもらいたいと思うのが本音です。もちろん息子は私の好みもわかってないだろうし、何が欲しいかなどのプレゼント選びはお嫁さんの方が的を得たものを選んでくれるでしょう。
でも、結局プレゼントって「物」がどうのこうのではないんですよね。
自分のために「何かを贈ろうと考えてくれた気持ち」が嬉しいんです。
差出人が息子からだと、なんか「成長したなぁ」と感激するし、心のこもったカードが連名ということだけで
お嫁さん側としても面目がたつし、贈られた側としても「ふたりでプレゼント選んでくれたんだな」と想像がつき、心が暖かくなります。
義母への母の日プレゼントの相場は?
気持ちがあればいくらのものでも喜んではくれるといっても、やはり相場というものはあります。贈る義母の性格や生活レベルにも違ってきますが、若い夫婦が贈るのならあまり高価なものは分不相応。逆に「やりくりできてないんじゃないの?」などと勘ぐられかねません。
一般的には3000円から5000円程度と考えていいでしょう。
金額よりも、なかなか手に入らない産地直送の美味しいものや、一緒に食事や温泉などの「思い出」を贈るなど、心のこもったものが喜ばれるのではないでしょうか。
いまならそう思えるんですが、かくいう私は今までにいろいろな残念プレゼントをしてしまいました。その失敗談をご参考までに。
義母への母の日プレゼント失敗体験談
私がまだ結婚してまもない頃、数々の義母へのプレゼントを失敗しました。その失敗例を参考にしていただけたらと思い暴露します^_^。
- 義母の好みがわからない
- 夫に聞いてもわからない
- 予算もそんなにない
まるで犬のおまわりさんの歌かっ!のような、ないないづくしのこの状態。
母の日の1週間前の休みの日に夫婦で義母へのプレゼント選びにいきました。
唯一、「山登りを趣味」にしていると聞いていたのでなにかウエアの上下をと思いスポーツコーナーへ。シンプルなグレーの上下か、ド派手なピンクのウエア上下しか予算に合うものがなく、夫にその場で姑に電話をして色はどっちがいいか聞いてもらいました。すると姑は「どっちでもいい。」という答え。
姑としてはプレゼントしてもらう立場でどっちがいいとかいうのは厚かましいと思って遠慮したようですが結局は悲惨な結果に。
私はその頃モノトーンがおしゃれと思っていた年頃だったのでド派手なピンクはやめてグレーにしました。
するとどうでしょう〜〜。
「こんな地味な灰色、おばあちゃんみたい」といってショックを受けたみたいなんです。
だから聞いたのに。と思ったんですが年配の人へのプレゼントは「明るめの色で」ということをそれ以来、肝に銘じました。
義母への母の日プレゼントNG集
- パジャマを贈る→パジャマを贈るのは縁起が悪いと思う人もいます。病気になって入院を予感するからだそうです。
- 生花を贈る→手入れが大変。
- ブリザブードフラワーの花を贈る→腐らないので捨てどきがない。飾っても誇りをかぶるので逆にめんどう。
- 和菓子を贈る→舅が甘いものの食事制限をしていたので迷惑がられた。
- 低反発の枕を贈る→合わないといって返される。
などなどこうやって並べてみると「義母への贈り物」の難しさをひしひしと感じます。まぁ多分嫁が何を選んでも気にくわないというのが真実なのかもですが…。
気むずかしい義母が喜んだ唯一の母の日贈り物が…これ。
数々の失敗に終わった義母への母の日プレゼントですが、成功例が1つ。
その年は私が熱をだし、どうしても一緒に母の日プレゼントを選びにいくことができませんでした。主人が一人でプレゼント選びに出かけ、「これはどう?」とか金額の相談とかを寝込んでいる私に逐一電話で相談していました。
熱でしんどかった私はもう予算オーバー覚悟で1万5千円以上もする「登山用シャツ」にOKをだし、主人はかなり渋っていましたがもうめんどうくさくなったのか、なけなしの家計から支払いました。
で、主人が一人で手渡しに行くと、義母は大喜び。
私が「それにしたら」とアドバイスして決めたプレゼントを「夫」が義母のためにひとりで選んで持ってきてくれたと勘違いし、私に自慢さえしてきてびっくり。
「いやいや、かなり渋ってたのを説得したのは私なんだけど・・・。」と思いながらも
ま、喜んでいるならいいかと「よかったですね。」と事なきに終えました。
なので、義母への母の日プレゼントは、夫からの母の日プレゼントという大前提は崩さない方がいいと思います。
あとがき
夫の兄弟家族からは毎年花が贈られてくるようです。
遠くに住んでいるので母の日近くに家族で顔を出しに来て、
贈り物は毎年母の日用の花と決めていて当日に届くようにしています。
こうやってパターン化してしまえば楽かもしれないですね。
家族揃って顔を見せにやってくるのも嬉しいものだと思います。
ただ、贈られてきた花を見てため息をつく姑を間近でみている私としては少し複雑なんですが。
義母さんの性質や嫁姑の関係性によっても大きく違ってきます。
私の失敗例はさておき、普通ならそんなに深く考えなくても「お義母さんが喜んでくれるかなぁ〜?と思ってふたりで一生懸命探しました!」の一言できっと「モノ」がなんであれ気持ちは伝わるものだと思います。数々のプレゼントの失敗を重ねてきた私ですが、何年も積み重ねているうち、じわじわと伝わっているような気がします。(多分。)